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富山ガラス工房 ロンドン特派員より その2

2010年2月23日 |

こんにちは。ロンドン特派員のTKです。


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ヴィクトリア&アルバート博物館は、ロンドン万国博覧会(1851)の展示品を飾るための産業展示館として、1852年に開館しました。。1857年に現在のサウス・ケンジントンに移転し、1899年にヴィクトリア&アルバート博物館と改名しています。


現在はV&Aの愛称で親しまれ、大英博物館と肩を並べる巨大博物館として、世界的に知られています。

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収蔵点数は約400万点といわれています。古代から現代まで、洋の東西を問わず収集しており、中でも特に日本美術の工芸品は、ヨーロッパで最大の規模を誇ります。


そんなV&Aは、ガラス工芸のコレクションも非常に充実しています。レベル4(4階)の奥にガラス工芸専門の展示室があり、古代から近代までのコレクションを集めた大きな展示室(Room131)と、現代のガラス作品を集めた比較的小さな展示室(Room129)の2つに分かれています。

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大きな展示室のほうには、イギリスの現代ガラス作家ダニー・レーン(Danny Lane)が手がけたガラス製の階段が設置されています。V&A以外にも、彼女は公共建築の仕事を数多く手がけています。イギリスのガラス界の第一人者の一人です。

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小さな展示室には、現代を代表するガラス作家たちの作品が展示されています。日本人の作品も、何点か展示されていました。ライティングのセンスも、なかなかのものでした。

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けれども何といっても最大の目玉は、いまやV&Aの象徴とも呼べる存在となった、デイル・チフーリ(Dale Chihuly)のガラス・シャンデリアです。このシャンデリアは、2001年にV&Aが開催したデイル・チフーリの個展の際に、中央エントランスの真上に設置されたものです。デイル・チフーリはアメリカ出身のガラス作家で、1992年にアメリカ50州の知事が選ぶ「ナショナル・リヴィング・トレジャー」の第一号に選ばれています。アメリカ版の「人間国宝」といった感じでしょうか。V&A以外に、ロンドンでは王立植物園キュー・ガーデンが、彼のインスタレーションを展示する大規模な企画を2005年に開催しています。

世界を代表する美術館のシンボルが、ほかでもない現代のガラス作品だなんて、なんだかうれしくなりますね。

ではまた。