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富山ガラス工房 ロンドン特派員より その4

2010年5月27日 |



およそ2か月ぶりの報告です。遅くなりすいませんでした。

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さて、イギリスに来た目的の一つ、といっては大げさですが、せっかくイギリスにいるのだから、帰国するまでに一人でも多くのガラス作家を訪ねてみたい!と常々思っていたわけです。。。そして先日、ついに最初の一人、ロナルド・ペンネル氏のスタジオを訪ねることができました。ペンネル氏とは3月にロンドンのギャラリーでお会いしており、その時にスタジオに誘っていただいたのですが、それが今月になってようやく実現したわけです。今日はそのときの様子をご紹介します。

ロナルド・ペンネル氏は、エングレーヴィングの巨匠として世界的に名前の知られた作家です。エングレーヴィングとは、回転する小さなグラインダーにガラスを押し当てて、表面に浮き彫りを施す技法のことです。繊細な表現を施すには高い技術が必要で、この技法を完璧にマスターしている作家は世界でも数少ないといわれています。

ペンネル氏のスタジオは、イギリス西部にあるヘレフォードという町の近くにあります。ウェールズとの国境付近にある小さな町で、ロンドンから列車でガタゴト揺られること約2時間半、豊かな自然に囲まれた風光明媚なところです。



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スタジオはご自宅のコテージと同じ敷地内にあって、中にはガラス用の加工機材以外に、ブロンズや木工などの加工機材もありました。いい忘れましたが、ペンネル氏はガラス以外にも、様々な素材を用いて作品を制作しています。







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実際にペンネル氏がエングレーヴィングを実演してみせてくれました。さすがこの道約50年、正確で繊細な手際は文句なく素晴らしいの一言でした。








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ところがその後、「君もぜひやってみるといいよ」と薦められ、何と僕自身が安物のコップにロビンというペンネル氏のガーデンに棲みついている小鳥のモチーフを刻むことに!下書き、細かい毛並みの表現、嘴と目、そしてサイン。。。。(ようするに、ほとんど全部なんですが)。。。。をペンネル氏に手伝ってもらい、何とか仕上げた作品が写真のコップです。時間にして20分そこそこでしたが、本当に貴重な経験をさせてもらいました。






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この後、ペンネル氏の紹介で、あと数人の作家を訪ねることになりそうです。何人訪ねることができるかわかりませんが、今後も引き続きレポートしていきたいと思います。
ではまた。